な〜に?

第二子が先天性心疾患とわかってからの記録

手術日程決定と日帰り入院

最近いろんな方のブログ見るけど、みんな読みやすい!
私のただ文打ってるだけで見にくい。
…記録用だし。
そのうちまとめよう。

ぼんやりしてるうちに4月も中旬に差し掛かっている。
びっくり。
次女は7ヶ月になりました。
二人目って早いっていうけど、本当に早いね。
今日から二回食を始めようかと思っている所存でございます。

ブログ書いたんだけど、アップしてなかった。
少し過去を振り返りながら記録します。

3月の頭に入ってた外来がなくなりました。
前日に担当医から電話が。
RSの流行期が過ぎてきたので今シーズンのシナジスは終了&カテ後だから検査不要とのこと。
その頃はまだ東京で少しずつ感染者が増えはじめたかなぁという感じでした。

  • 《3月中旬》手術の日程が決定

もうこのままだと4月だろ…とか思ってたら突然の電話。

  • 《3月中旬》手術1週間前(電話の5日後)に日帰り入院

急すぎる〜。

前日から実家に帰ったのですが、人見知りがはじまったようでビービー泣く次女。
5時からミルク制限入ったので病院までグズグズ。

病院に着いたら外来をほぼ延期にしてるからか、ガラガラ。
こんな病院見れるのはレアじゃないか。
今回の入院はいつもの入院と違う病棟でした。
循環器病棟じゃない。

病室に通されたら、4人部屋に2人。
もう1人の男の子も検査入院っぽかった。
「うるさくてすみません」なんて言われたけど
いえいえ、こちらだってたぶん負けないぐらい泣きますよ。
お昼過ぎに呼ばれて検査に行きました。
トリクロ?かな?
入れたら目がすぐにトロンとして寝るときのクセの指しゃぶりをしだし、すぐ寝た。
すごい。面白い。
検査が終わるまで時間空くので、お昼たべに食堂に行ってみたら3月末で閉店するようだ。
看護師さんは食堂がリニューアルするって言ってたけど閉店なんだ。
参入する業者が変わるのかな?
食堂で産前に担当してくれた産婦人科の先生が出てきたので挨拶したら挨拶返してくれたけど、たぶん忘れられてる感じ。かなしみ。
売店でマスク売ってるって聞いたので、買いに行ったら小包装1枚110円だった…。
正規価格なんだろうけど、高い…。
でも毎日ちゃんと供給があるし、並ばなくても買えるという安心料みたいなものか。
手作りクッキーも売ってたので長女のおみやげにと買った。

こういう手作り感あるクッキー大好き。
焼きドーナツも。
どうやら障害がある方たちが作ってるみたい。


通路が工事してたりして病棟に帰るのに回り道してるとめちゃくちゃ迷う。
静岡こども病院は増築に増築を重ねている構造だからかすごーーくわかりにくい。

病棟では普段飲食禁止なんだけど、休憩スペースがコロナの影響で封鎖されることになってて病室で飲食ができるようになった。
地味にうれしい。
いつも飲み物飲みに行くだけでも席を外さなきゃならなかったから。

のんびり休んで、トイレに行ったら外から聞き覚えのある泣き声がギャーーーギャーーーと。
これうちの子じゃない…?
病室に帰るとギャン泣きして帰ってきた次女が。
5時からのミルク制限解除でゴキュゴキュミルクを飲み干してたら主治医が来てお話し。

毎回検査の度、さすがに悪くなってるかなーと思うんだけど「変わりないですねー」で終わる。
いいことなんだけどさ。

「緊急手術が入ることもあるので延期になる場合はご了承ください」と言われる。

はい〜なんて笑顔で返事したあのときの私は
まさかこんな4月を迎えてるとは思わなかっただろう。

  • 《日帰り入院の次の日》


手術延期。

緊急手術入っただと。
さすがに今回はガッカリしてしまいました。
日程とか心構えとか準備してたからさ……
しょうがないんだけどさ…


しばらく落ち込みました。
いや、今も落ち込んでる。



想像だと手術終わって退院してお花見行ってるはずだった。
手術も終わってなければ、お花見なんてしてる場合ではない。
誰がこんな世の中になると予想できたんだろうか。

新型コロナ、地元でも出ちゃった。
こども病院の近くの病院でも出ちゃった。
ていうか実家の近くなんだよね。

2019年、あれだけ辛かったんだから
2020年、少しラクになったなぁと思った矢先の出来事。
苦難は続く…。

長女の幼稚園も休園になりまして。
再来週の外来もたぶんなくなるだろうなと。

どうなってしまうんだろう。


医療従事者の方々、お疲れ様です。
娘のことで病院によく通うようになったからわかる。
医療関係者の方々は本当に大変だと思う。

今は待つしかないですよね。
手術、一体いつになるんだろう。

肝心の次女はとても元気なので、心配はない。






うーん、このセンス、嫌いじゃない。







週末、主人が砂場を作ってくれました。
長女はお砂遊び大好き。

公園にも行かない方がいい感じなのでおうちで遊びます。

2月の外来と巷の流行病。

もう2月も終わっちゃうよ。。。

  • 2月の外来記録

身長 2cm伸びた(何センチか覚えてない)
体重 7kgに(正確には6950gぐらい)

カテ後からずっとエコー、レントゲン、心電図なし。

ラクだけど、カテからもう3ヶ月経ちそう。

2月にグレンだ!!!!

なんて意気込んでから早1ヶ月半。

「あまりにも手術の電話なかったらそちらからご連絡くださいね〜」

と、手術説明のとき外科医が言ってたので
2月の頭に連絡しました。

主治医は「たぶん2月の中旬ぐらいじゃないですかね・・・」なんて言ってたから。

そしたら看護師さんが
「今緊急手術がたくさん入っててなかなか予定通りにいかないんです…」

そうか、緊急を要する子が多いならしょうがない…と思って2週間。

まだなのか…?

今度は旦那が電話して聞いてみることに。

「まだ緊急手術続いてて…多分3月になると思います」

結局3月入るみたいです。
カテーテルから3ヶ月以内に手術、なんて言ってたし、カテ入院が予想以上に早く計画されたし、同室ママさんとの井戸端会議で「ここの病院、根治手術まで早いらしいよ」なんて聞いたし、主治医だって根治まで想像以上に早いですよとか言ってたから、てっきりバババーーっと過ぎていくのかと思いきやのんびり、やきもきした日々が続いてます。
巷では新型コロナウイルス流行ってて毎日ビクビクしてるし、外には出れないし、気になるから早く手術日だけでも決めてほしいーー!

3月3日の初節句は入院中だろう、ともうひなまつりしたのだけど、この調子だと余裕で家でできそう。

でも緊急手術が続いてるからしょうがない。(2回目)


4月には長女の入園もあるけど、そちらはもう間に合わないかなとたかを括っている。
まぁ、まだ3歳保育だから絶対行かなきゃ!みたいなものではないし。

そんな嘆きでした。
こういうのもブログに記録しないと、後で読んでも当時の感情は忘れちゃうよ。

あ、かんじんの次女は元気です。
たまに顔色悪いかな?みたいなときあるけど…。
もう生後5ヶ月。
離乳食はじまっちゃうよ。





新型コロナウイルスは乳幼児は重症化しない、と聞いたけどやっぱ心疾患持ちだと……。
まだわからないことだらけ、断定できないことたくさんあるよね…。
自己防衛。
アルコール消毒液とマスクは騒動前に奇跡的に買い込んでいたので、手洗い、うがい、消毒、睡眠、頑張ってます。
こんな騒動起こるなら、もう早く入院してくれた方が安全とか思ったけど院内感染もあって真っ青。


どうか、大ごとにならないように。
早く終息してほしい。



母の知り合いの方が裁縫がとても上手で
最近長女が人形をそこらへんのタオルやらふきんで寝かしつけするって言ったらおふとん作ってくれたよぉ。
すごいわぁ。裁縫できる人。
ありがてぇ、ありがてぇ😂

『健康』

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

もうとっくにお正月終わってたね…。
年々、お正月というものが凄まじいスピードで去っていく…。
大人になったなぁ。

お正月はいろんな家族、親戚に会いました。
義家族は次女にデレデレ、うちの実家の方もデレデレ。
次女にとって初めてのお正月、たくさんの人に会ってどう感じたんだろう。
生まれる前、新年は入院中だったり実家にまだいなきゃいけないのかなと思ってたけど、こうして家で年を越せて、変わらぬ日常を送れることにうれしさを感じます。

うちの両親が次女に雛人形を買ってくれた。
2年前、長女のときちゃんとした雛人形を買ってくれたので、今回はつるし雛を。
名前と誕生日と誕生花の入った旗ももらったのだけど、その箱に誕生花について詳しく書かれたポストカードが入ってました。
花言葉は「健康」。
旦那と見たとき、二人ともひねくれているので

「なんて皮肉な・・・」

なんて言ってしまったけど

母にその話をしたら

「これから手術して健康になるのよねー」

と次女にニコニコ話しかけてた。

ポジティブ。

そうだ、なに新年早々ネガティブになってんだ。
母のこういうところは好きです。

初詣も私の地元の近所にある有名な神社にいきました。


  • 4ヶ月検診

いってきました。
心臓以外特に異常なし。
今のところ発達も順調。
体重も身長も超平均的。真ん中の真ん中。
長女のときから通ってる小児科のおじいちゃん先生はいつも次女の心配してくれてる。
長女は病院のおもちゃで遊べるからかすごい楽しんでいた。


  • 定期検診

こども病院に。
カテーテル後だったので、検査は一切なし。
診察、めずらしく混んでいた。
最初に主治医の診察、そのあと手術説明だったんだけど混んでたから逆に。
変わった先生だったなぁ。面白かったけど。
グレン後、フォンタンまで在宅酸素することはよくあるって聞いたんで、するのか聞いてみたら「いい質問ですね」的な感じで言われた。
酸素をするしないは、病院の方針によって違うらしい。
した方がいいのか、しなくてもいいのかというのは未だにどちらがいいのかわからない。
だから病院によるみたい。
ちなみに静岡こども病院では、酸素の管が邪魔になるから基本的にしないとのこと。
もちろんする子もいる。
この前外来で会ったママさんの子はグレン後、フォンタンまで酸素するのよと言っていた。
在宅酸素はぶっちゃけ一番気になっていたところだったので、基本しないと言われて安心。
これから長女の幼稚園の送迎もあるから大変だよなー…と思っていた。
まぁ、まだやらないとは決まってないんだけど。

診察では、サチュレーションを測ったらなんと77。
また計測できてないんじゃないかと思ったけどあってるみたい。

「次の外来でサチュレーションが下がるようだったらそのまま入院して手術にいきましょう」

手術がいつなのか気になるところ。
希望日を聞かれたので
「長女の幼稚園が始まる4月には家にいたいので2月にはやってほしい」
担当医曰く、たぶん2月の中旬じゃないかな、とのこと。
また突然電話来るんだな。

2月の頭に外来、中旬に手術、うまくいけば3月の中旬に退院?

出産前みたいにもやもやもやもや。
手術は怖いけど、こんなにもやもやする毎日を送るならもう早く終わって欲しい。

きっと次女の初節句は病院だ。
今年のひなまつりは早めにやろうねと旦那と言っている

激動の一年

気付いたら今年も、もう終わりです。
ほんっっとうに激動の一年だった。
先がわからなくて、不安すぎて泣きっぱなしだったなぁ。
1年ってこんなに変化があるんだって子供を産んでからは特に思いますわ。

次女はもうすぐ4ヶ月。
最近はグッとラクになりました。
生後1ヶ月で退院してから3ヶ月までがほんとにほんとに地獄のような生活だったなぁー…
毎日発狂してました。
日中は寝不足でイヤイヤ期の長女とすぐ泣く次女を一日中ワンオペ育児。

見てください、この授乳記録。

今見ると狂気。
これで生きてたことがすごい。
私、ほんと頑張ったな…

最近はすごいおしゃべりします。
いきなり大声あげたり、目が合うとニッコニコ。
かわいい声で話しかけてくれる。
めちゃ可愛い。
長女のときはおっぱいを飲む姿とか特になにも思わなかったけど、次女はとてもかわいい。
二人目育児の余裕なのかしら。

ちょっと気になるのが、授乳の時すこしだけ呼吸が荒い。
担当医がこの前の外来で、体が大きくなってきたからサチュレーション下がっちゃうって言ってたし、成長するとやはり今の血液循環じゃ辛いのかな。
早く手術してほしいと思う反面、いよいよ手術が来てしまう恐怖。
最近は毎日手術のこと考えてはため息をついてしまいます。
手術しなきゃ生きてけない。
わかってるんだけど、前向きにいきたいんだけど、それでもやはり怖い。

来年は次女のグレン手術、もしかしたらフォンタンやるかもしれない。
そして長女が4月から幼稚園へ。
満3歳クラスに入園します。

来年も忙しいそうだなぁ。
がんばろう。

読者なんているのかわからないけど
みなさま、今年はお世話になりました。
良いお年を〜

グレン前・心カテーテル検査

ついに来ました、カテーテル検査。
久しぶりに循環器病棟に入ったときの懐かしさやらなんたら。

…って書いといてなんですけど、退院して約2ヶ月。
そんなにも懐かしくなかった。

けど、乳児の小さい子がすごい増えた気がする。
そういえば私の1ヶ月検診のとき、混んでて助産師が「今新規の患者さんが多いのよ…!」なんて言ってた。
子供が増える嬉しさ一方、ここは普通の妊婦が来る産科じゃないので切なくもなる。
みんな何かしら言われてここに来てるんだ。

病棟に着いて、1日目の看護師さんが前入院してるときとても良くしてくれた男性看護師さんだった。
「わー!次女ちゃん久しぶりだね〜すごい大きくなってるー!相変わらずかわいいなぁ〜」
入院中もこんな風にだったけど変わらず接してくれてうれしい。
他のいろんな看護師さんにも
「大きくなったけど顔は変わらないね〜」って言われる。
ここの病院はスタッフのみなさんの対応が気持ちいい。すごいなぁ。

1日目。
レントゲン、心電図、MRI、採血などなどたくさん検査。
噂の主治医の合併症の説明を受けてとても怖くなる。

“万が一”とか“まれに”とか言われるけど、100人に1人の確率で生まれる先天性心疾患の子の中の、それまた0.5〜2%の確率で生まれる単心室に当たったんだ。
確率とか関係ないなとなってしまう。
未だに、なぜうちの子が…と思ってしまうけど、ほんとにたまたま。
長女が生まれたときだって心疾患の子は生まれてるわけで、長女はたまたま健康体だった。
無事に生まれることが当たり前と思うな、とよく聞くけど本当にその通り。
病気だって育児だって、大変さは当事者になって初めて気付く。
生命って作るのも産むのも育てるのも本当に大変なことだよなぁ。

少し話それましたが、ここの病院をとても信頼してるので合併症やらのことはそこまで不安はなかった。

夕方帰宅して、次女がいない夜はなんだか寂しかった。
またしても搾乳をサボる。
起きれない〜。
今回は2日だけなので、サボっても母乳量にはあんまり影響なさそうなのが救い。
グレン後は自信がない。
フォンタンのときは断乳してるかな。

2日目。いよいよカテーテル本番。
検査は全部で2時間を予定していて
カテーテル自体は1時間で終わる。
あと1時間は麻酔が覚めるのを待つ時間。
朝からそわそわする。
担当の看護師さんに声かけられて、本人確認があるので検査室の前まで一緒に来てくださいと言われる。
エレベーターに乗って検査室のあるフロアに出たら、目の前にオペ室があった。

『🌸ようこそ!オペ室へ🌸』

こども病院だから雰囲気が暗くならないように、っていろんなところに飾り付けされてるんだけど、オペ室の入口にもこんなにも明るい看板がついててちょっとびっくり。

検査室に通される。
二重扉になってて、ひとつめの扉が閉じたら検査室が空いた。
中には予想以上の人数のスタッフさんがいっぱいいて、カテーテル検査というものの重さを感じた。
本人確認したあと
「お預かりしますね。いってきます」と笑顔のスタッフさんに連れられて検査室に入っていった次女。
その時のなんとも言えない気持ち。
出来ればこんなもの経験したくなかった。
泣きそうなったけどグッと堪える。
担当の看護師に下の待合室で待ってくださいねと言われる外に出たら、オペ室の待合室が見える。
ふた家族が不安そうに待ってた。
あぁ、次はここで待つことになるんだ…。

待合室で旦那が
「さっき検査室に入ってく次女ちゃん見て俺泣きそうになっちゃったよ…」
私もだよーとか言いながらご飯食べたりしてたら、看護師さんから無事終わりましたよーと報告を受けてホッと一安心。
主治医に個室に呼ばれてざっと説明を受ける。

無事に終わりました。
特に何も問題はありませんでした。
詳しい結果は次の外来のときじゃないとわからないけど、グレン手術には問題なく進めそうです。
ざっと見た感じは焦って手術するほど悪い状態ではない。
体重も順調ですし、5.6ヶ月を待ってグレン手術するのが一番良いと思います。

カテーテルしたら悪いとこ見つかったみたいな話も聞くのでドキドキしてたけど、いつも通り特に変わらなさそう。
病室に戻ったら次女が少し覚醒していた。
カテーテル後は動いてはいけないので拘束されます。
まだ2ヶ月だからいいけど、これが1歳とかだったら恐ろしいなぁ…。
元気そうだったのでホッとして、ミルクをあげてその日は帰宅。

3日目。
今日は退院だけで特にないのでひとりで病院へ。
旦那は仕事にいきました。
何もなさそうなので退院できますよーと看護師に言われ、カテーテルの傷口の消毒を教わる。
カテーテルの傷跡を見て、こんな小さい穴で済むのか…現代医療すごい…と感動。
それとも赤ちゃんの回復力がすごいのか?
今月のシナジスを打ち無事退院!
病院の廊下に木の絵が貼ってあって、退院するときひつじとかくだものの形したシールがもらえて名前を書いて貼ることができるのですが、前回はすごい急に退院したのでもらえなくて。
でも今回はもらえたので嬉しい!
しっかりぺたりして帰ってきた。
これを貼ると、あぁ退院できたって達成感がある。
前回同室だった子の名前も何人か発見して、退院できたことを知る。
みんな退院できてる、よかった。

初めてのカテーテル検査。
流れを知ることができた。
たぶん最低でもあと2回はするんだよね。

そして次女ちゃん、3ヶ月になりました。
3ヶ月、必死に駆け抜けた。
二人育児の辛さ、乳児の大変さ…育児ってほんっとに大変・・・。
もう3ヶ月かぁーって言ったら
旦那に「まだ3ヶ月かぁ」って言われて
オーーーォーーイ!!!!!


次の外来は手術の説明をするので両親揃ってお越し下さいですって。
いよいよ、手術が近付いてる。

カテーテルですらこんな気持ちになるのに、手術の日どうなってしまうんだろう。
みんなこれを乗り越えてるんだよね。
すごいや。



ツリーをようやく買いました。
クリスマスが今年もやぁーってくるぅー。
私クリスマスが誕生日なんで最近は死刑ソングにしか聴こえません。
今年もあともう少しなんだな。

助産師に抱きしめられた。

先週はじめから長女がまた風邪っぽくなり、そして嘔吐。
夜中も吐いてふとん洗ったりシャワーさせたり、も〜〜う大変。
そして私にもうつる。瀕死。
長女だけならまだいけたかもしれないけど、この状態で乳児のお世話は到底できないと思い旦那にヘルプ。
仕事忙しいけど帰ってきてもらいました…本当に申し訳ない。
病院行って点滴。
そのあと長女連れてかかりつけ医へ。
最終すべりこみセーフで帰る頃には真っ暗。
とても疲れた1週間でした……。
幼稚園見学の予定入れてたけど延期。
まぁしょーがない。
その後、白っぽいうんちが出ました。
ロタだったか?
久しぶりに私もダウンしたなぁ。



完治して再び平穏を取り戻し、支援センターに行ったらその日は助産師さんの妊婦支援デーでした。
助産師さんが乳児の発達の話やらうつ伏せのさせ方をみっちり教えてくれた。
ちょうど同じぐらいの2ヶ月の男の子がいて一緒に聞いたのだけど、次女ちゃん少し小さめねって言われてグサっと。
でも首が上がってるからすごいすごい、って言われたので今のところ発達は問題なさそう。

講座が終わり、ぼーっとしてたら、助産師さんが「最後にもう1回抱っこさせて〜」と来た。

はぁ〜かわいいねぇ〜
なんて、愛でてもらって

「私1月もここ来るから、また会いましょう」

と言ってきた。

1月といえば手術の予定。
あーどうしようかなーと思いつつ

「この子、実は持病があるんです」

と告白。

「えっ、なにの?」
「心臓です…」
「弁?それとも、」
「部屋です。心室が繋がってて…」

助産師さんはプライバシーを守ってくれたのか近づいてこっそりしゃべるようにしてくれました。

「そーなの…」
「ちょうど1月頃に手術なんです」

「そっか。大変ね。お母さんが大変だよ。頑張ってね。でも無理しないで。こんな風になっちゃったのは誰のせいでもないから。それに手術は生きるためのものなんだから、後ろめたく思っちゃだめ」

と強く励まされました。

たぶん、私が涙目だったからだろう。
泣きそうになってた。
未だに次女の病気のこと話すとき泣きそうになってしまう。

そして

「お母さん、ハグしよう!」

と言われ、抱きしめられた。

小さな支援センターの一角で助産師とママが抱き合ってるのは、周りから見たらさぞかし異様だろう。

でも、すごく励まされました。

「入院長いと発達遅れるって言うし…」と弱音を吐いたら
「大丈夫大丈夫。そんなことない。入院中も今日教えた発達を促すことすればいいのよ!」と言ってもらえた。
そういえば、初めて第三者に病気のこと打ち明けたな。

帰り道、なんか思い出して、じわっと泣いてしまった。
あーまだまだ泣くんだな、私は。

長女のイヤイヤ期と次女の乳児のお世話で最近かなり疲れてます。
あともう少しでカテーテル検査だしなぁ。
旦那に愚痴と弱音ばっか。
健康でもそうじゃなくても、育児って大変。
イヤイヤ期早く終わらないかなぁ。

後ろ姿はこーーんなにかわいいのにな。

突然の電話と11月の外来

次女ちゃん、生後2ヶ月になりました。
相変わらずよく泣く子。
授乳間隔もようやく少し空いてたよー。。。

週末は外来に行くために実家に戻ってきました。
母とお昼ご飯を食べながら、カテ入院の話をしていたら突然携帯が鳴った。
こども病院の表示にぎょっとしたけど、目の前に娘おるやんけ〜!と冷静になる。

「こども病院の循環器科Sです。心カテーテル入院の日取りの仮予約が決定いたしました。12/2〜4です。」

と、突然だ〜〜〜!
「初日と当日は主治医からお話があるのでご両親揃ってお越しください」

旦那にすぐに連絡する。
急に電話するから何事かとビビってた。
電話後、いよいよなのか…とずっと心がザワザワしていた。
まだカテーテルなのに。
なんやかんや1回目の手術をパスしたのでちゃんとした医療行為はこれが初めてになる。
だから落ち着かない。


次の日は外来。退院して2回目。
今回は保険証も受給者証も忘れなかったぞ。

今日もレントゲン、エコー、心電図のフルコース。
しかもシナジスのデザートつき。

体重・5kg
身長・56cm

レントゲン、心電図はらくらくクリア。
エコー、待ち時間が長く、眠らせる部屋(静かで暗い部屋)に通された。
娘も寝てたが私もぐっすり寝た。
もうひと家族待ってたけどその家族もみんな寝てた。
お疲れ様でーす・・・。
30分ぐらい待ってようやく番が来てエコー開始。
最初は良かったのに途中から大泣き。
先生は困り果てていた…。
かなり時間がかかってしまい、診察に1時間遅れで到着。
余裕あるからと思ったけど、やっぱ時間かかるね〜。

  • 動脈管

やっぱり開いてる。
2mmほど。今までは1mmちょっとと言われ続けてたけど今日は2mmと言われた。
おおよそだからあんま関係ないけど。

  • サチュレーション

85。ショック!
この前は90前後でした。
「下がってる…!」って言ったら
「顔色とかそんな値には見えないんだけどな〜?」と指で測り直したけど85。
どうやら体が成長したのでサチュレーションも下がってきたらしい。
まぁ範囲内なので大丈夫でしょうとのこと。


  • 予防接種

前回の外来で予防接種のこと聞くの忘れちゃって。
問題ないから進めてほしいが、病気のことは言ってほしい。
でも言うと、普通の医者だとびっくりしちゃって打ってくれないかもしれないから紹介状書きます。
前にも書いた通り、この担当医の地元が私の住んでるところなので、上の子がKこどもクリニックに通ってると言ったところ
「あ、あそこの先生ならたぶん見てくれるから大丈夫だよ。」とのこと。
でもいろいろあるから紹介状もらった。
やっと予防接種はじまるわ。


今月の。検査で疲れ果てて寝てたときに打たれた。痛そう…。


カテ結果次第でグレン手術の日程が決まる。
サチュレーションが少し下がってきてるが入院時にもっと下がって今後も下がる様ならばそのまま入院継続してグレン手術になるパターンもある。だと。

「たぶん、ですけど、大丈夫だと思う。そのまま退院できるんじゃないかな」と言ってくれた。
グレン手術はだいたいいつごろになりそうですか?と聞くと
「カテの結果がめちゃくちゃ悪かったら2週間後にグレンもありえる。年内もあるかもしれない。遅くても1月中。」

予想以上に早い展開。
なんか遠い未来の話なような気がしたけどほんとに手術もうすぐなんだ。

そんなこんなで外来終了。
今回の外来で入院中に話したママさんと二人も遭遇!
ひとりは前に交流会で会った人。
私はあんまりコミュ力高くないけど、顔見知りにあった嬉しさで話しかけてみた。
「こんにちはー、あの、覚えてますか…?」って言ったら目が会った瞬間に
「あ〜っ、覚えてますよー!病棟で見かけなくなったんで退院したのかなぁと思ってました〜」と嬉しいお言葉。
どうやら退院できたようで嬉しそうでした。よかった。

そして帰りにも、退院までずっと病室いっしょだったママさんと再会!
顔合わせた瞬間、あーーー!!ってお互いになっちゃった。
偶然すぎてびっくりして。
なんとグレン手術を先月やったらしい。
うちももうすぐ〜と言ったら、うちの子でもできたんだもん、大丈夫だよって励ましてもらえた。
うちが退院してもそのまま入院して手術だったので、まだ入院継続しそうとのこと。
年内には退院できるといいねーなんて話して、きっとカテ入院のときまた会えるかなって。

「ここの病院、手術早いですよー。うちもう半年後にフォンタンの予定ですもん」

もうフォンタン?!
前にフォンタンは1歳強でやりますって言われたけど、また早まるんだろうなぁ。
再来年かなと思ってたけど、この勢いだと来年1歳過ぎた辺りにやりそう。
「根治手術までは思った以上に早いですよ」って言われたけど本当だなぁ。


帰り道はもう真っ暗。寒い。
ここに通いつめてたときはあんなに暑かったのに、もう秋だよ。
毎日乳児の育児に奮闘してるから長く感じるけど季節変わるの早い。

次に病院に来るときはカテ入院。
手術はもうすぐだね。
こんな言葉かけていいのかと思ってしまうけど、一緒に頑張ろう。